お、今回のWindows Update、もうチェックしましたか?
特にWindows 10を使っている皆さんにとって、ちょっと気になる情報が入ってきましたね。
そう、KB5058481についてです。
私も早速、どんな更新なのか、何か注意点はないのか、色々調べてみましたよ。
今回は、Google検索でこのアップデートについて調べている皆さんのために、KB5058481について分かりやすくお話ししたいと思います。
最新のWindows Update、何が変わったの? 注意点は? そんな疑問にお答えしますね。
KB5058481ってどんなアップデート?
今回配信が始まったKB5058481。
これはWindows 10 バージョン 22H2向けの更新プログラムなんですよ。
ただし、これ、実は「プレビューリリース」と呼ばれるものなんです。
つまり、セキュリティに関する内容は含まれていなくて、主に不具合の修正や機能改善がメインの、いわばお試し版(オプション)のアップデートなんです。
必須ではないので、すぐにインストールしなくてもセキュリティ上の問題はないですよ。
もし何か問題がなければ、来月予定されている定例のセキュリティアップデートにこれらの変更が組み込まれる可能性が高いです。
Windows 10のサポートは2025年10月に終了が予定されていますが、それまでもしっかりと使っていくために、こういった品質向上アップデートも大切ですよね。
ちなみに、OSビルドは19045.5917になります。
KB5058481アップデート内容をチェック!
今回のKB5058481には、いくつかの変更や修正が含まれています。
個人的に「お!」と思ったのは、やっぱりカレンダーの秒表示復活ですね。
タスクバーの時計をクリックしたときに表示されるカレンダー、以前は秒が表示されなくなって寂しかったんですが、このアップデートで秒がまた表示されるようになりました。
これ、地味だけど結構便利だったんですよね。
あとは、カレンダーのリッチ機能が強化されて、今後の予定の表示期間がこれまでの短期間から30日間に延長されました。
先の予定も見やすくなったのは嬉しいポイントです。
天気ボタンに説明テキストが追加されたり、モバイル通信事業者の設定プロファイルが最新になったり といった改善も入っています。
さらに、技術的な部分では、GDI/GDI+という文字の表示に関わる部分で、一部の文字が正しく表示されなかったり、文字幅がおかしくなったりする不具合が修正されました。
これは特にアジア言語の表示に関わる重要な修正ですね。
WinSaSというWindowsアカウントの同期同意システムに関する問題も修正されています。
そうそう、カレンダーフライアウトに表示されるイベントで、画像が表示されるようになったんですが、これをクリックするとBing.comに飛ぶようになっているんですよ。
これは新しい試みで、ちょっと面白いなと思いました。
ただ、これが煩わしいなと感じる場合は、カレンダーの表示設定でアジェンダビューを非表示にすることもできますよ。
全部を非表示にはできませんが、カスタマイズできるのはいいですね。
これは知っておきたい! KB5058481既知のバグについて
今回のKB5058481にも、残念ながら一つだけですが、既知の不具合が報告されています。
それは、Chromiumベースのブラウザで、日本語や中国語、韓国語のテキストがぼやけて表示されることがあるというものです。
Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどを使っている方で、ディスプレイの表示設定を標準の100%(96 DPI)にしている場合に発生する可能性があるみたいです。
この原因は、2025年3月のアップデート以降に導入されたNoto CJKフォントにあると考えられています。
Microsoftもこの問題は把握していて、現在調査を進めているとのことです。
一時的な回避策としては、ディスプレイのスケーリング設定を125%か150%に上げると、文字が鮮明になる場合があるそうです。
ただ、個人的にはこれをやると画面全体の表示が大きくなりすぎて、他のアプリを使うときに違和感を感じるかもしれません。
もしブラウザの文字がぼやけて気になる場合は、ブラウザ側のフォント設定を変更するという方法も試してみる価値があると思います。
KB5058481アップデートが進まない… そんな時はどうすればいい?
Windows Updateにつきものなのが、「ダウンロードやインストールが進まない!」というトラブルですよね。
KB5058481に限らず、これは本当によく聞く悩みです。
もし今回のアップデートで同じ状況になったら、まずは焦らずにじっくり待ってみるのが大切です。
特に大きなアップデートだったり、久しぶりにアップデートする場合だったりすると、完了までにかなりの時間がかかることがあるんですよ。
数時間待っても全く変化がないようなら、何か問題が起きているのかもしれません。
Windows Updateが進まなくなる原因はいくつか考えられます。
例えば、インターネットの接続が不安定だったり、パソコンのシステムファイルが破損してしまっていたり、アップデートに必要な空き容量が不足していたり といったケースがあります。
あとは、使っているセキュリティソフトが邪魔をしている なんてことも、実はよくある原因だったりします。
もしアップデートが止まってしまったら、試せる対処法はいくつかありますよ。
一度アップデートを中断して、パソコンを再起動してからもう一度試す、というのも有効な手です。再起動するときは、「シャットダウン」ではなくメニューから「再起動」を選んだ方が、トラブルが解消しやすい場合があるんです。
ネットワーク接続を確認したり、一時的にセキュリティソフトを無効にしてみたり(※完了後は必ず元に戻してくださいね!セキュリティリスクが高まりますから)、パソコンの空き容量を増やしてみる、といった基本的なことから試してみましょう。
Windowsにはトラブルシューティングツールという便利な機能も備わっているので、これを使ってみるのも良い方法です。
また、少し上級者向けになりますが、Windows Updateのコンポーネントをリセットする という方法もあります。
ですが、ここで一番強調しておきたいのは、アップデート中にパソコンの電源を強制的に切らないでくださいということです。
これは本当にパソコンが壊れてしまうリスクがあるので、できる限り避けてくださいね。
もし色々な方法を試しても状況が改善しない場合は、専門の業者さんに相談するのも一つの手だと思います。
自力で無理に対処しようとして、かえって状況を悪化させてしまうより、プロに任せた方が安心な場合もありますからね。
KB5058481まとめ
今回のKB5058481は、秒表示の復活など、Windows 10をより快適に使うための地味だけど嬉しい改善が含まれたアップデートでした。
オプションなので必須ではありませんが、既知のバグを許容できるなら、一足先に変更点を試してみるのも良いかもしれません。
もちろん、既知のバグが気になる方や、人柱になりたくないな、という方は、来月の定例アップデートまで待つのが賢明だと思います。
Windows Updateは、時に面倒に感じることもありますが、パソコンを安全に、そして快適に使い続けるためには、とっても大切なメンテナンスです。
アップデートが進まないなどのトラブルに遭遇しても、原因と対処法を知っていれば、きっと落ち着いて対応できるはずです。
皆さんのWindowsライフが、これからも快適でありますように!
また次のアップデート情報でお会いしましょう!