薬屋のひとりごとネタバレ解説|猫猫の誘拐はなぜ?救出は何話・何巻?

まさか「薬屋のひとりごと」で猫猫が誘拐されるなんて、本当に驚きですよね! 猫猫がいなくなって、読者の僕たちも壬氏さま並みに気が気じゃなかったですよ。でも、あの猫猫がただ攫われるわけがない! そう信じて読み進めたのを覚えています。

薬屋のひとりごとネタバレ解説|猫猫はなぜ誘拐された?

猫猫が誘拐されたのは、子(し)一族が起こした陰謀に巻き込まれたからです。

子一族は、地方で大きな権力を持つ名門貴族。彼らは先帝の血を引く人物も多く、現在の皇帝にも大きな影響力を持っているんです。特に、子一族の神美(シェンメイ)は皇帝一族に深い恨みを抱いていて、その娘である楼蘭妃(ろうらんひ)と、その侍女である翠苓(すいれい)が中心となって暗躍していました。

彼らの目的は、皇帝の弟である壬氏(じんし)の暗殺や、それに伴う政変を起こすことだったんです。猫猫は、持ち前の推理力でこの子一族の陰謀に気づいてしまいました。特に、翠苓が関わっていた祭祀での壬氏暗殺未遂事件や、高官の不審死など、一連の事件の繋がりを見抜いてしまったんです。

だから、口封じのために連れ去られてしまった、というのが誘拐の理由ですね。でも、ただ殺すのではなく、身柄を拘束しておくにとどめたのは、翠苓たちも根っからの悪党ではないからでしょう。自分たちの正体を知られ、計画を邪魔されるのは困るけど、猫猫を殺すほど非情にはなれなかった、という葛藤が見え隠れしていましたよね。

薬屋のひとりごとネタバレ解説|猫猫の救出後の顛末

猫猫が誘拐されたことを知った壬氏さまは、もう大変な焦りようでしたね。普段の涼しい顔はどこへやら、本当に猫猫を大切に思っているんだなと、読者としては胸アツでした!

猫猫は連れ去られる直前、羅門(ルオメン)なら気づいてくれるだろうと、マタタビとアルコールを使った巧妙なメッセージを残していました。羅門はそのメッセージを読み解き、壬氏さまへと繋げます。その情報をもとに、壬氏さまは皇弟としての権力を使い、猫猫の捜索を指揮します。

そして、最終的に壬氏さま率いる皇弟軍が、子一族の隠れ家である砦を攻めることになります。この救出劇では、壬氏さま自身が宦官の仮面を脱ぎ捨て、皇弟・華瑞月(かずいげつ)としての本性を現す場面もありました。猫猫のためなら身分も顧みない、彼の強い覚悟が感じられましたね。

無事に猫猫は救出されますが、この一件で壬氏さまの頬に傷が残ってしまいます。彼の猫猫に対する深い想いが、この傷跡に凝縮されているようで、個人的にはとても印象に残っています。救出後、猫猫は療養所でしばらく安静にしていましたが、そこで子一族のさらなる思惑や、過去の因縁に触れることになります。まさに、猫猫の命がけの行動と、壬氏さまの必死な救出劇が、物語を大きく動かす重要な転換点となりましたよね。

薬屋のひとりごとネタバレ解説|猫猫の誘拐と救出は何話・何巻に出てきた?

アニメで猫猫が誘拐されるのは第41話「狐の里」からですね。

このエピソードで、猫猫が後宮から姿を消し、壬氏さまが必死に捜索する様子が描かれました。そして、猫猫が子翠(しすい)や翠苓と行動を共にし、隠れ里に連れていかれる様子が詳細に描かれています。

そして、壬氏さまによる猫猫の救出が描かれるのは、その後の展開で、アニメではおそらく第46話あたりになるんじゃないかなと予想しています。原作小説だと、この誘拐と救出のエピソードは第3巻から第4巻にかけて描かれています。特に第4巻では、子一族の陰謀の全貌や、壬氏さまが猫猫を救うために奔走する様子が詳しく描かれていますよ。

漫画版だと、このあたりの内容は14巻以降で描かれてくるかと思います。アニメも原作も漫画も、それぞれの媒体で表現が違って面白いので、ぜひ読み比べてみてくださいね! 猫猫と壬氏さまの関係性がさらに深まる、本当に見逃せないエピソードなので、もし未読の方がいたら、ぜひ読んでみてほしいです。

まとめ

この解説で、猫猫の誘拐について疑問は解消されましたでしょうか? 「薬屋のひとりごと」の奥深さに、ますますハマっていただけたら嬉しいです!

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