シャリア・ブル(緑のおじさん)wiki|声優は?モビルアーマー機体・オリジンでは?

やあ、お久しぶりです!

皆さんは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』楽しんでますか?

テレビ放送も始まって、ますます盛り上がってきましたね。

劇場先行版から見てる方はもちろん、TV放送で初めて見た方も、SNSで「緑のおじさん」という言葉を目にしたんじゃないかと思います。

今回は、そんな「緑のおじさん」こと、シャリア・ブルについて、色々な情報を集めてみたので、皆さんと一緒に掘り下げていこうと思います。

Google検索で辿り着いたあなたも、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「緑のおじさん」ことシャリア・ブルって誰?

まず、そもそも「緑のおじさん」って誰のことだよ?って思ってる方もいるかもしれませんね。

これ、実はSNSでファンが付けたニックネームなんです。

最新作『GQuuuuuuX』に登場する、あるキャラクターの正体をネタバレせずに語るために生まれた暗号みたいなものですね。

その正体こそが、今回紹介するシャリア・ブルです。

髪やヒゲ、そして軍服の色が緑色っぽいことから、「緑のおじさん」と呼ばれるようになったそうですよ。

そういえば、昔は「緑のおばさん」なんて言いましたけど、時代も変わりましたね(笑)。

原作「機動戦士ガンダム」オリジンでのシャリア・ブル

ガンダムの最初のシリーズ、1979年~80年に放送された「機動戦士ガンダム」、いわゆる「ファーストガンダム」をリアルタイムで見ていた世代や、後追いでご覧になった方なら、シャリア・ブルの名前を聞いたことがあるかもしれません。

彼はですね、「ニュータイプ、シャリア・ブル」という、テレビアニメの第39話にたった1話だけ登場したキャラクターなんです。

劇場版の3部作には出てこないので、ファーストガンダムのファンの中でも、テレビシリーズをしっかり見てないと知らない人もいる、結構レアな存在だったんですよね。

ジオン公国軍に所属する「木星帰りの男」と呼ばれたニュータイプで、モビルアーマーのブラウ・ブロに乗って、アムロ・レイのガンダムと戦うことになります。

この第39話は、シャアの有名なセリフ「ニュータイプは万能ではない」「戦争の生み出した人類の悲しい変種かもしれんのだ」もあって、「ニュータイプとは何か?」を深く考えさせられる、個人的にも印象深いエピソードでした。

彼はニュータイプの中でも異色な存在で、口ひげを蓄えたロマンスグレーのナイスミドル、そして謹厳実直で落ち着いた人柄なんですよね。

当時の他のニュータイプ(アムロとかララァとか)や強化人間が、結構エキセントリックだったり情緒不安定だったりする中で、シャリア・ブルの紳士的な態度は本当に珍しかった。

ある意味、ガンダム世界では浮いているくらい大人な人物でした。

ギレンやキシリアの思惑に翻弄され、政争の道具として利用された彼は、最終的に名誉の戦死という形で自らの人生に幕を下ろしたとも言われています。

このあたり、原作のテレビ版を見るとなんとも言えない悲哀を感じますね。

小説版や「THE ORIGIN」でシャリア・ブル(緑のおじさん)は違う?

ちなみに、シャリア・ブルは富野由悠季監督の小説版や、安彦良和さんの漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」にも登場するんですが、それぞれで描かれ方が全然違うのも面白いところです。

小説版では、アニメよりずっと重要な人物として描かれていて、シャアの右腕として長く活躍します。

シャアと意気投合して、一緒に「ニュータイプのための世直し」を目指そうとする、熱い側面も見せるんです。

アニメ版で感じた悲哀とはまた違った、大人らしい希望を抱いて奮闘する姿は、小説版ならではの魅力だと思います。

一方、「THE ORIGIN」では、狂信的な国粋主義者でギレン信者、ララァを侮蔑するプライドの高い危険人物として描かれていたりして、これもまたテレビ版や小説版とは全然印象が違います。

同じキャラクターなのに、媒体によってこんなに変わるなんて、シャリア・ブルって本当に奥深いですね。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』でのシャリア・ブル(緑のおじさん)

さあ、そして今回の『GQuuuuuuX』です!

劇場先行版が公開されて「あれ誰だ?」「なんかイケオジいるぞ!」と皆がザワついたキャラクターこそ、このシャリア・ブルでした。

製作側もまさか「緑のおじさん」なんてニックネームがつくとは予想外だったみたいですけどね。

『GQuuuuuuX』でのシャリア・ブルは、まさに物語のキーパーソンの一人として大抜擢されています。

一年戦争時代はジオン独立戦争編として描かれ、シャアと共にM.A.V.(マヴ)戦術を生み出し、彼の相棒として活躍します。

このあたりのシャアとの関係性は、小説版に準じた親友のような関係に描かれているようで、ファンとしては胸アツですよね。

独立戦争では、乗機のキケロガ(ブラウ・ブロにそっくりなモビルアーマーです)で「灰色の幽霊」と呼ばれ恐れられたそうです。

そして、本編の舞台となるU.C.0085では、なんと中佐に昇進しています。

連邦軍からも「ジオン最強のニュータイプ」と噂される存在になっているなんて、原作を知ってると感慨深いですよね。

外見も、原作の老け顔の印象から一転、緑がかった灰髪と整えられた口髭が特徴の、まさに今風のイケオジに変貌しています。

特典冊子には「口元の髭を隠せば若見えする」なんて書かれてるそうで、遊び心もあって楽しいですね。

彼は、行方不明となったシャアの赤いガンダムを追い続けていて、そのシャアへの思い入れは「形容しがたい」と表現されるほどです。

現場では目的のためなら軍紀に反する指揮を平然と取ったり、部下のエグザベ少尉を危険な初陣に送り込んだりと、ちょっと冷酷な一面も見せるんですが、いざとなると身を挺してエグザベを救ったりと、単なる「紳士」だけではない、複雑な魅力が描かれているように感じます。

温和な言葉遣いの裏で、結構大胆な指示を出してるのがまた、見ててゾクゾクしますね。

権力争いからは既に距離を置いていて、かつてのシャアのようにギレンとキシリアを同時に排除する機会を伺っているという描写もあり、一体何を考えているのか掴みきれないところが魅力的です。

物語の進行に必要な許可を出したり、部下の釈放交渉をしたりと、司令官としての政治的な役割もきっちりこなしているあたり、原作では果たせなかった活躍を見せてくれていて、本当に嬉しいです。

OPアニメで若いマチュたちと一緒に走っている姿は、ちょっと面白かったけど(笑)、あの並びを見ると、本作での立ち位置の重要さが伝わってきますね。

シャリア・ブル(緑のおじさん)モビルアーマー機体

シャリア・ブルが搭乗する機体といえば、原作ファーストガンダムではモビルアーマーのブラウ・ブロです。

有線式のビーム砲をオールレンジ攻撃で操り、アムロを苦しめました。

『GQuuuuuuX』では、一年戦争時代にシャアの相棒としてモビルアーマーのキケロガに乗っています。

このキケロガは、ブラウ・ブロにそっくりな機体とのことです。

『GQuuuuuuX』本編(U.C.0085)では、モビルスーツに乗って戦う姿はまだあまり描かれていないように思いますが、今後の活躍でどんな機体に乗るのかも楽しみですね。

シャリア・ブル(緑のおじさん)声優・川田紳司さんってどんな人?

『GQuuuuuuX』でシャリア・ブルの声を担当しているのは、声優の川田紳司(かわだ しんじ)さんです。

1971年生まれ、栃木県出身の方です。

この方、実はサラリーマンから劇団俳優を経て声優になったという、ちょっと珍しい経歴の持ち主なんです。

子供の頃は無感動だったのに、芝居に出会って感情が解放されたというエピソードは、役者さんならではで面白いですよね。

声優としては2000年にデビューされていて、低めの声質で、二枚目から悪役、ギャグキャラまで幅広く演じられています。

『NARUTO -ナルト-』の油女シノ役や、『進撃の巨人』のオルオ・ボザド役などを担当されていますね。

プライベートではボルダリングジムのオーナー兼トレーナーもされているんです!

声優業と両立させていて、50代とは思えない健康的な外見と声質を維持しているのも、運動のおかげなのかもしれません。

趣味もボルダリング、スキューバダイビング、釣り、トレッキング、自転車と、かなりアクティブな方です。

でも若い頃はインドアだったそうで、カップ麺食べながら3日間ゲームなんてこともあったとか。

ギャップがあって面白いですよね。

共演者からは「喋らなければいい男」とか「残念なイケメン」なんて言われることもあるそうで、ラジオとかでの奇行エピソードも暴露されたりしているみたいですよ。

シャリア・ブルのような大人でミステリアスな役柄と、ご本人の意外な一面を知ると、より一層興味が湧いてきませんか?

ネットでの「緑のおじさん」の盛り上がり

劇場先行版公開から始まった「緑のおじさん」旋風は、本当にすごいですよね!

ファンがネタバレを避けるために考えたニックネームが、まさかここまで浸透するなんて。

製作側も予想外だったみたいですけど、この通称が生まれたこと自体が、キャラクターへの注目度の高さを物語っていると思います。

アクリルスタンドやTシャツがバンダイから発売されたり、小説版が重版されたりと、ちょっとしたブームになってるのがすごいですね。

SNSでは、彼のイケオジ化に沸いたり、OPで若いキャラと一緒に走る姿に腹筋崩壊させられたり、はたまた戦闘シーンでの活躍から「シャリア天狗」なんて呼ばれたりと、様々な反応が見られます。

公式もこのブームを認識していて、なんと「緑のたぬき」でお馴染みのマルちゃん(東洋水産)がXで反応したり、広報担当の方が劇場に足を運んだなんて話も。

いつか「赤い彗星」と「緑のおじさん」のコラボが見られたら面白いな!なんて期待しちゃいます。

中には、色覚特性の関係で、彼の髪や服装の色が緑色だと認識しづらかったという方もいて、皆が「緑」だと言ってることに衝撃を受けた、なんて話もあって興味深かったです。

彼の今後の活躍や、シャアとの関係、そして何を目的としているのか、本当に気になるところですよね。

ファーストガンダムではわずか1話の登場だったシャリア・ブルが、まさかこんな形で再び脚光を浴びるなんて、古参ファンとしても非常に嬉しいです。

これからも「緑のおじさん」ことシャリア・ブルの活躍から目が離せませんね!

もしこの記事を読んで、シャリア・ブルに興味を持った方がいたら、ぜひ原作の第39話や小説版、そしてもちろん『GQuuuuuuX』をチェックしてみてください!

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